成長するためのKey Word=「なりきる」
今日、東京ビックサイト(有明)にてゲストとして講演させていただきました。
その内容から少しお話しします。
コーディネートの方から、こう聞かれました。
「人生の中で最も一番勉強してるって時間はいつでしたか?」思い浮かんだのは2つのことでした。
1)大学の体育会(テニス部)で、大学からテニスを始めた自分が主将となり、1年間必死に頑張った時。
2)コンサルティング会社に就職してまだ1年もたたないうちに税理士の先生たちを相手に「経営分析の仕方」をセミナーしろと言われ、それをやった時。
共通しているのは、「何かの役割を与えられなりきった(やりきった)」時、ということ。
1つは自分が望み、そのポジションを取りに行ったものであり、1つは突然上司から命令されたもの。
望むと望まざると関わらず与えられたポジションを全うしようとガムシャラになって取り組む=なりきる(やりきる)ことこそが、学びの最高のチャンスなのです。
私がそう思えるようになったのは、キッザニア(3~15才の方々のための職業体験テーマパーク)で運営責任者として働いた(2007~2013年)ことが大きく影響しています。
「キッザニア」ではこどもたちが、ある職業になりきります。
それは消防士だったり、ラジオのDJだったり、デパートの店員だったり、発明家だったり。。。
たった30分間のことであるけれど、こどもたちはそれに「なりきる」のです。
そしてキッザニアのスタッフたちは、それをサポートし演出するのです。
こどもたちは、とても楽しそうにそれをやります。
うまくいけば達成感を感じ、うまくいかなければ悔しくて泣き出します。
大人(大学生)になれば、誰もサポートや演出はしてくれないけれど、何かの役や担当を任されることはあるはずです。
積極的に考えるならそれを求めて取りに行くのもいいでしょう。
「ポジションが人をつくる」 よく言われる言葉ですが、その言葉をこう理解できている人は少ないハズです。
あなたの目の前に成長のチャンスはいくらでもころがっています。
自分の成長のために、学んだりすることも悪くはないけれど、それよりも与えられた役割を果たす(なりきる)ことのほうが何倍も何十倍も成長するということを知ってください!
2015年1月27日
吉田理宏
■インターンシップ募集要項
対象;大学1年生~4年生
期間;1か月間(週3日以上活動できること)
活動内容;
①経営コンサルタントコース
(採用コンサルティングのアシスタント)
②舞台制作コース
(舞台「WAY OUT」制作のアシスタント)
メールで応募;info@wayout.jp