STORYーあらすじ
アイツはまるで自分。
大成功しているとは言えないが、毎日そこそこ頑張っているし、認められてもいる。
このままでいいのか?人生このまま終わってしまうのか?
そんな時、突然のニュース…「海外ファンドに日本が買収される!?」
日本をダメにしたのは、いったい誰なのか?
破綻した日本を救えるのは、政治家か?経営者か?普通のビジネスマンたちか?
毎日“頑張っている”あなたへ贈る、至極のビジネスエンターテインメント。
みどころ
「日本が海外ファンドに買収された!」
朝のラッシュアワー。突如飛び込んできたこの“臨時ニュース”に日本全国が激震する。
日本買収?国って売られたり買われたりするものなのか?これから仕事はどうなる?給料はどうなる?家庭は?
ストーリーの始点となる「日本買収」のニュース。舞台設定は、近未来の日本。財政は破綻し国の借金は膨らむばかり。それを打破する政策も明るい話題も見当たらない中、水面下で進んでいた「日本買収」。国民の怒りは責任追及へと向かってゆく。「悪いのは誰だ?」「日本をダメにした奴は責任をとれ!」政治家が、経営者が、国民権を奪われ国外に追放されようとする。それを面白おかしく煽り立てるマスコミ。そして次第に明らかになってゆく「日本買収」の真相。それは本当に日本の未来のためになるのか?いったい誰が仕掛けたのか?何のために?「普通」の生活の中にあった小さな不安や不満が、日本買収という事件により一気に爆発する。果たして人生の大逆転は起きるのか?
緊迫感あるストーリー展開を更に効果的に演出するのは、無機質に組まれた鉄骨のステージ。ある時はラッシュアワーの街並みを、ある時はオフィスの風景を、無骨に不器用にその味わいを醸し出す。
総勢17名の男性だけのキャストで演じる「WAY OUT」。それぞれのキャラクターが、それぞれの過去そして現実を受け入れ、立場・職位・責任を背負いながら、家族や仲間や愛する人を思いそして悩む。そんな人間味溢れる一人ひとりに(その誰かに)、あなたは共感せずにいられないだろう。もちろんスーツに身を包んだビジネスマン達が魅せる歌・演技そしてダンスも見逃せない。圧巻のアンストッパブルパフォーマンス。
メインの登場人物を飾るのは、「純烈」の酒井一圭(桜庭長太郎 役)、コメディからシリアスまで幅広く活躍する俳優 西村直人(大森裕一郎 役)。そしてストーリーの鍵を握るアジールの村川亮輔役に平澤智。
この「WAYOUT」を観終えたとき、きっと、あなたも考えるでしょう。「いまの自分の仕事にはどんな意味があるのだろう?」と。「今日」の延長線上に答えがないことは分かっているけれど、決断したり行動したり出来ないまま「なんとなく」過ごす日々。夢・感謝・やりがい・幸せ、そして誰と一緒に生きてゆくのか、この作品をきっかけに、そんなことをもう一度考えてみれば、きっとあなたの「出口(明日)」が見えてくるはず。それがあなたの「WAY OUT」。
是非あなたの「WAY OUT」を劇場で見つけてください。
MUSICAL NUMBER
- M1.Before the sun comes
- M2.WAY OUT
- M3.Upper and lower
- M4.予兆
- M5.日本買収
- M6.リストラ
- M7.公聴会中継
- M8持てるもの、持たざるもの
- M9.変えられざる運命
- M10.国際ファンド アジール
- M11.金がない
- M12.愛するひと
- M13.360時間
- M14.国民投票
- M15.気づき
- M16.国際ファンド アジール(リフレイン)
- M17.ジャパニーズ・ビジネスマン