働くのは何のため?誰のため?(「働く」と「お金」の話)
働くのは何のため?誰のため?
「働かないとお金をもらえないから。」
「お金をもらえないと食べていけないから。」
「家族を養うため。」
そうですね。働くとお金がもらえます。
どうしてお金をもらえるんですかね?
この「働く」と「お金」の関係の話がとっても大事なのですが、
そのことを、この国(日本)ではちゃんと教えてくれません。
(だから私は、こういう場で発信してゆきます。
「いいね!」って思ったら、あなたの言葉で誰かに話してくださいね。)
この「働く(働いてお金を稼ぐ)」という生き方をしている動物は、人間だけです。
私は、この「働く(働いてお金を稼ぐ)」という仕組みは、
「人類最大の発明」だと思っています。(いつもながら大袈裟だ!)
「働く」という生き方を発明するまでは、
人間も他の動物と同じ生き方をしてきました。
それは、
「自分より弱いもの(獲物や植物など)を獲って(採って)食べて生きる」
という生き方です。
そもそも動物は食べなくては生きてゆけません。
「生きる=食べる」と言っても過言ではないでしょう。
私は<食べる>を、こう定義しています。
食べる=生命の維持のために必要なエネルギーを摂取すること。
ここで注目すべきは、「エネルギー」というものです。
(話は少しずつ本線を外れていますが、付いてきてくださいね。)
我々が生き続けるために食べているものは、「エネルギー」なのです。
エネルギーとは「命」です。
すなわち、我々は、
自分(人間)以外の生命というエネルギーを体内に摂取して生きているのです。
残酷と言えば残酷ですが、それが事実であり宿命です。
そうやって生きていた人間が、ある日発明しました。
「働く」という、もう一つの生き方を
(実際には「物々交換」に始まって長い年月かけてね)
そこには「お金」というモノ(尺度)の存在が欠かせません。
では、その「お金」は何を量るものとして存在しているのでしょう?
「働く」とは、自分以外の誰かを幸せにしようとして行うことです。
(例えば・・・喜んでもらう、楽しんでもらう、安心してもらう、手伝ってあげる、
助けてあげる、守ってあげある、嬉しくさせてあげる・・・などなど)
その相手が、「これは嬉しいな、楽しいな、大好きだな。」と思ったら、
「ありがとう」という気持ちを「お金」に託して支払って、
その行為や結果を受け入れる、というのが「働く」という仕組みなのです。
もう一度まとめると、
「働く」=自分以外の誰かを幸せにすること
「お金」=「ありがとう」を表わすもの
これが「働く」と「お金」の関係です。
(これはアメリカのビジネススクールでも教えていることだそうです。
「ビジネスとは、マネーを集めることではなく、サンキューを集めることだ!」と。)
「自分が生きてゆくためには、
自分以外の誰かを幸せにすることを考えてゆかなければならない。」
これが働く掟(おきて)です。
とっても素敵な発明だと思いませんか?
(2013年8月5日、夕方。吉田理宏。)
■インターンシップ募集要項
対象;大学1年生~4年生
期間;1か月間(週3日以上活動できること)
活動内容;
①経営コンサルタントコース
(採用コンサルティングのアシスタント)
②舞台制作コース
(舞台「WAY OUT」制作のアシスタント)
メールで応募;info@wayout.jp