吉田理宏コラム『働くを、もっと面白く。』 | 働くを面白く!ビジネスをエンターテインメントに!WAYOUTカンパニー

戦没者を追悼し平和を祈念する日

 

8月15日の日本における正式な名称は、

「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と言うそうです。

(昭和57年4月13日閣議決定による)

 

今日のコラムのタイトルを書き入れようと、

「終戦記念日」と書いて、ちょっと違和感を覚えて、

調べてみました。

(「終戦を記念する日」ってのも何だかしっくりこないな、と思って)

 

日本以外の国では、

アメリカやイギリス、フランス、カナダ、ロシアが、

9月2日を「対日勝戦記念日(VJデー)」としていて、

中国と台湾では、

9月3日を「軍人節」や「抗日戦争勝利の日」とし、

韓国と北朝鮮は、日本と同じく

8月15日をそれぞれ「光復節」「祖国解放記念日」としている、

のだそうです。

そんなことも初めて学びました。

 

日本においても、

戦争の終結日をいつとするかには諸説あるとのこと。

8月14日(日本政府がポツダム宣言の受託を連合国各国に通告)

8月15日(昭和天皇による終戦の詔書の朗読放送で降伏を国民に公表)

9月2日(日本政府がポツダ宣言の降伏文書に調印)

昭和27年4月28日(サンフランシスコ講和条約発効により国際法上の戦争終結)

などなど。

 

こういうことを、自分は、そして自分たちは、

ちゃんと教わってこなかったな、学んでこなかったな、と

改めて感じます。

 

よく言われるように、

中学校や高校の歴史(日本史)の授業では、

いつも近代のところまでたどり着かないまま、

教科書を飛ばし読みして終わりだったように記憶しています。

 

だから、中国や韓国などからの

戦時(戦後)における日本への非難や、強烈な抗日運動に、

自分は(自分たちの多くは)、自信を持った見解を持てず、

しっかりと反論することができずにいます。

 

そもそも、どのような状況や考えで日本は戦争に突入したのか。

それを誰がいつどのように決断し、どう挑もうとしたのか(挑んだのか)。

「敗戦」という結果をどう受け止め、何を反省し、どう改めるのか。

償うことは何で、どのようにそれを示すのか。

いろんな事情や状況があって、

それを曖昧にしたまま(しながら)、

我々は(日本は)今日までやってきました。

それはもうそうなんだからどうのこうの言っても始まらず、

でも、だから、今ここから、これから、

国としては然るべき機関をつくって、

そして国民も一人一人が、

考えて、議論して、国としての合意を形成して(定めて)、

国民にそれらを周知・教育して、

海外にそれらを宣言・約束して、

日本という国が、どう考え、どう前に進むのかを

示してゆかなくてはならないと考えます。

 

多くの方が、この戦争で命を失い、

その家族や仲間が大きな悲しみや苦しみに包まれたことは、

本当に残念で辛いことであり、

二度とそんな「戦争」が起こらないことを(起こさないことを)心から望みます。

 

一方で、

日本という「極東の」小さな島国が、

第1次世界大戦でも、第2次世界大戦でも、

重要な参加プレーヤーの一人として関わっていたことは、

もの凄いことだと思うのです。

 

戦争なんて舞台はもうあってはならないものだし、

日本がその中でプレーヤーとしてやってきたことや果たした役割は

必ずしも誇れるものでは無かったかもしれないけれど、

それでも世界のリーダー国の1つとして存在してきたことに驚くのです。

 

そうであるが故に、日本は、国として国民として、

「成長しよう!」とするエネルギーがありパワーがあり、

そうであるが故に、この国がここまで発展し、

世界に多くの影響や功績をもたらすことができたのだと思います。

それは、とってもとっても素敵なことで素晴らしいことです。

 

リーダーだから素晴らしいなんて言いません。思いません。

それは一つの役割というか、係りみたいなものだから。

でも、そのリーダーという役割やポジションは、

誰にでもやれるものではなくって、なれるものではなくって、

そうなるべく定められた選ばれた者(国)だけに、

与えられる役割でありポジションです。

それを自覚して、研鑽して、驕らずに、しっかりと役目を

果たさなければならないのです。

 

それは、人も国も同じ。

おい、日本。もっとしっかりしなくちゃ!

 

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